遠隔地の映像をまとめて配信

多拠点の中継映像をリモートで切り替えながら配信をオペレーションすることが可能です。
場所の離れた各拠点のカメラ映像を一か所に集め、映像スイッチングをしながらライブ中継を行います。一般的には中継車や配信設備の整った拠点を各地点に用意し、多大なコストを費やし多拠点ライブ中継を行いますが、中継地がネットワーク接続することが可能であれば映像を送出してリモートで操作しライブ配信することが可能です。現場のスタッフや機材を最小限にし、高付加価値のあるライブ配信を行える仕組みです。

運用までの流れとしては、初めにカメラを何台接続するか、配信先は何か所あるのか等の情報を決めておきます。情報によって必要な性能が変わってくるため、利用者の希望する機能が備わった仮想PCをレンタルします。レンタルが完了後、撮影現場で映像を撮影し映像をインターネット上に伝送します。CloudStudioを使用しているためネットワークに繋がる場所であれば世界中のどこからでも複数の撮影現場からでも可能になります。ネット経由で送られてきた映像をPCやスマートフォン、タブレットを使い操作を行います。映像切り替えやライブ配信の機能がすべて仮想PCの中に入っているためどこからでもリモートで操作することが可能です。映像切り替えや映像の合成等を行いながら、放送局やYoutubeなどの配信サーバーに送出します。

CloudStudioの特徴

1. オンプレミスで使っている映像配信用ソフトvMix環境をクラウドでいつでもどこでもスタジオ環境を簡単に構築できます。
※オンプレミス:システムの稼働やインフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器、あるいはソフトウェアなどを自社で保有し運用するシステムの利用形態です。

2. 必要な時に必要なだけスタジオをセットが可能になります。撮影現場での機材は少ないので人件費・管理費を削減でき、オンプレミスと同じ環境でオペレーションができるので操作が簡単になります。クラウドを使用するためのネットワークエンジニアを採用して教育する必要がなくなります。

3. 既存の配信サービスとの差別化、共存ができます。弊社にて用意する配信プラットフォームと既存の配信ASP(配信サイト)とはCloudStudioを経由してどちらにも配信することが可能です。広く不特定多数に無料で配信する際にはYoutubeなどの既存の配信ASPを使い、特定の視聴者に向けて配信する場合にはセキュリティや配信限定機能、課金機能などが充実している弊社配信プラットフォームを使用して配信することで用途に応じた使い分けが可能です。

4. クラウドの利点を生かす遠隔操作を行うことができます。クラウド上にコンテンツ配信機能を集約するということはいつでもどこでもCloudStudioを使用することができるということになります。そのためリモートデスクトップが行えるインターネット環境であればオンプレミスのライブ配信システムであるComstation VMと同じ操作環境が実現可能となります。

CloudStudioの仕組み

インターネットに接続した通常のパソコンでは、ライブ配信する映像を取り込みその形式から別の形式に変換しクラウド上のサーバーへ転送します。場合によっては、何本もの映像信号を取り込み編集しサーバーへ転送します。その配信を行う機能をクラウドへ移行することにより、映像デバイスとクラウドをインターネット回線で結び、リモートでオペレーションすることを可能にします。これにより撮影場所がどこであってもネットに接続できる場所であれば簡単な機材と操作で高品質なコンテンツを配信することが可能となります。クラウド環境なので必要なときに仮想サーバーを簡単に準備し稼働することができ、ネットワーク技術がなくても通常の配信と同じ操作で使用することができます。

CloudStudioへカメラ映像を送る手段はSRTとRTMPの2種類あります。どちらも映像を転送するためのストリーミングプロトコルになります。
各撮影場所から送出されたカメラ映像をCloudStudio内にあるmini serverで受け取ります。SRT、RTMP共に設定を行うことで簡単に受信することが可能になります

CloudStudioではvMixを使用してライブ配信のスイッチング、ミキシング、エンコード等を行うことができます。mini serverからNDIを使用して映像を入力します。また、vMixではブラウザ上で操作することが可能な為、お持ちのスマートフォンやタブレットでスイッチングやテロップの送出が可能になっています

配信ソフトに【vMix】を選定

配信を行うために使用する配信ソフトに「vMix」を選定しました。vMixは有料で使用することができるソフトで、無料で使用することができるソフトよりも安定性が高く、ソフトウェアスイッチャーとしての役割も持っているため、アナログスイッチャーのように場所を取らず省スペースで配信オペレーションを行うことが可能になります。

vMixについて

vMixとはオーストラリアのvMix社がリリースしているライブ配信機能付きのミキシング・スイッチャーソフトになります。
様々な映像ソース入力に対応しており、スイッチング・ミキシングはもちろん映像の合成、テロップの作成などを手早く行うことが可能です。
また、最近では利用されることが多くなったクロマキー合成にも対応しています。
配信に関してもサイマル(同時にいくつかのサイトへのストリーミング)配信に対応しています。映像ソースごとの録画を行うことができるため、後の映像コンテンツ制作に活かすことも可能です。
入力形式もとても豊富で、MP4などのMovieファイルから資料として欠かせないPowerpoint、音声ファイルなどのほか、ビデオカメラからの映像入力、USB映像入力、ネットワークを利用したNDI・SRT入力にも対応しています。さらにソースとして入力できる数が最大で1000入力行うことができ、コントロールすることができます。
OBSなどのフリーソフトを使用して配信していると突然負荷が上がったり、突発的な事情でハングしたりアプリケーションが落ちたりすることがあります。その点vMixは安定性が高く、システムに対し適切なエレメントであればその辺りの心配が少ないです。

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