配信に使用するデバイス

通常のライブ配信は

エンコードPC カメラ マイク
ミキサー スイッチャー 照明

各種ケーブル
といった機材になります。

こういった機材の他にもっと配信を便利にするデバイスがあります。
NDIというシステムをしっていますか?
ネットワークデバイスインターフェイスはIPを利用したライブビデオ制作ワークフロー支援プロトコルで映像をLANに乗せてリアルタイムで伝送することが可能になるシステムです。
PCにNDIシステムを導入することでネットワーク内のPC間で映像を送受信することができます。
デスクトップや、PCをに接続しているカメラを他のPCで確認することができます。

★HDMIをNDIプロトコルに変換
HDMIの伝送信信号をNDIプロトコルに変換するデバイスがあります。

HDMIケーブルは映像を伝送するためにビデオカメラなどからの出力の主流になっていますが、通常のケーブルによると10m程度までが安定して伝送できる限界のようです。
それ以上となると、中間にUSBなどで電源を供給して信号を増幅するアダプターを使うか、取り回しに気を使うファイバーHDMIケーブルを使用するかしかなかったのですが、このデバイスを使用することでHDMIの映像をLAN経由で認識させることができます。

ケーブルの取り回しがいらない、というのはかなりストレスを軽減できます。

NDIを使うとスマートフォンのカメラを映像デバイスにすることもできるのでセルフィーなどの簡易撮影、配信であればWEBカメラさえ買う必要がありません。

エンコーダー
平たく言うと配信用のPCです。
パソコンとなるとそれにししか使わない、となるとコストなどで導入が難しくなったりします。
そこで使われるのが単機能のエンコーダーです。

PCの場合はエンコーダーをインストールしたり各種セッティングを行う必要があります。
単機能なエンコーダーの場合には基本的にライブ配信にしか使用できないのでそのためにセッティングしか持っていません。
つまり設定項目が限定されているので迷いにくい。機種によっては設定さえしておけばつないで1ボタンで配信スタートができる機能もあります。
また、WI-FI対応製品もあるため、Wi-fiLAN、NDIとの組み合わせで完全ワイヤレス環境を構築することもできます。