コンテンツ入力の方法

コンテンツ入力では、配信や録画を行う際に表示させる映像や画像・資料・文字などを入力する方法をご紹介します。配信を行う上で最も重要な部分となります。そのため、各項目説明を入れていきますので必要な部分を確認していただければと思います。

コンテンツ入力はvMixのホーム画面の左下にある「Add Input」をクリックすることで行うことができます。
クリックするとどのようなコンテンツを入力するか選択する画面が表示されるので、自分自身が入力したいコンテンツを選択し入力を行います。
今回はvMix内にある「Color」を例に説明を行います。また、この後に各項目の説明も行います

①ホーム画面の左下にある「Add Input」を選択します

②入力選択画面が表示されるので「Color」を選択します

③「Color」を選択し、右にある6色のパレットを選択します

④色の設定を行えるので、今回は左上の色を選択し「OK」を押します

⑤選択した項目が大丈夫であれば右下の「OK」をクリックします

⑥入力したコンテンツが表示されているか確認します

コンテンツの入力方法は以上になります。様々なコンテンツを入力して配信画面を彩りましょう。

各種コンテンツの説明

ここからは各種コンテンツ入力の説明を行います。配信の際に使用する予定もの、使用方法が詳しくわからないものなどを選択して確認してください。

Video

PC内や接続しているUSB、SD等に保存されている動画を素材として取り込むことができます。
下部に「Video contains Alpha Channel」と「Video is Interlaced」のチェックボックスが準備されています。
「Video contains Alpha Channel」では、アルファチャンネル付きの動画を使用する場合、チェックボックスにチェックを入れてください。
「Video is Interlaced」では、インターレース形式の動画を使用する場合、チェックボックスにチェックを入れてください。



DVD

PCに読み込んであるDVDを入力することができます。ビデオDVD(テレビ番組などを録画するためのDVD)に対応しており、データDVD(パソコンのデータなどを記録するためのDVD)には対応していません。
また、一般的に販売されているDVD(映画やドラマ、アニメなど)はDVD自体に暗号がかかっているため再生、入力することができないので注意してください。

List

複数の動画やオーディオファイルを入力することができます。入力したコンテンツは好きに並び替えることができ、順番に再生することができます。
各ボタンでは以下の内容を操作することができます。

「Add」:動画やオーディオを入力することができる項目です。
複数選択して入力することも可能です。

「Remove」:入力したコンテンツを削除することができます。
複数選択して削除することはできず、一つずつ削除する必要があります。

「Clear」:入力したコンテンツをすべて削除することができます。クリックすると確認画面などが出ず削除されるため注意が必要です。

「Selected video is interlaced」:選択した動画をインターレース形式にすることができます。チェックボックスになっているため、必要な方はチェックを入れてください。

「Shuffle」:入力されているコンテンツの順番をシャッフルします。音楽などをまとめて入力しシャッフルして再生するなどの使い方が可能です。

入力が完了後、入力画面に表示されているListを右クリックすることで操作を行うことができます。操作内容は以下になります。

「Show / Hide PlayBack Speed」:再生している動画やオーディオのスピードを操作することができます。最大400%まで再生速度を上げることができ、最小1%まで再生速度を下げることができます。

「Edit Items」:Listを作成後に動画の追加、編集、削除などを行うことができます。操作内容は以下になります。

「Add」:動画やオーディオを追加することができます。

「Edit」:選択した動画やオーディオの名前を変更することができます。

「Remove」:選択した動画やオーディオを削除します。

「Shuffle」:入力されている動画やオーディオをシャッフルすることができます。

「Export」:List内に入力されている動画やオーディオを.m3u形式で

「Play Out」:選択している動画やオーディオから最後まで再生を行うことができます。

「Auto Next」:1つの再生が終了後、次の動画やオーディオが再生されるように設定できます。Offにすることでリスト内で選択したもののみ再生されます。

「Auto First」:再生するときに、毎回Listの最初から再生する設定ができます。

「Loop」:最後まで再生が終了した後に再度最初から再生が始まります。

「Interlaced」:選択した動画をインタレース形式にすることができます。

Camera

vMixを操作しているPCに接続されているカメラを入力することができます。USB、HDMI、SDIなどに対応していますが、相性で入力できない場合があるので注意が必要です。また、キャプチャーカードから取り込む際はvMixで使用の確認が取れているものを使用するか、自身で接続を確認して使用することをお勧めします。各ボタンでは以下の内容を操作することができます。
※選択したカメラによって表示されない項目があります。

「Camera」:接続されているカメラやウェブカムを選択する項目です。

「Input」:入力する入力信号を選択する項目です。

「Resolution」:解像度を選択する項目です。

「Frame Rate」:フレームレート(fps)を選択する項目です。

「Video Format」:入力する映像のフォーマットを選択する項目です。

「Audio Device」:映像と一緒に入力されるオーディオ機器を選択する項目です。

「Audio Input」:オーディオが入力される種類を選択する項目です。基本的にdefaultから変更できないようになっていることが多いです。

「Audio Format」:入力するオーディオのフォーマットを選択する項目です。

NDI / Desktop capture

NDI(LANに接続することで映像を伝送することができるシステム)で接続している映像とデスクトップ画面を入力することができる項目です。
NDIは、同じLAN内に繋がっているだけでHDMIやSDIから接続して入力したときと同じように入力することができます。
Desktop captureでは、名前の通り現在使用しているPCの画面を表示することが可能です。複数画面で操作している方は、選択画面で表示させたい画面を選択することが可能です。NDI、Desktop captureの各操作について説明します。

NDI

「Low Bandwidth Mode」:画質を下げることで映像を安定させることができます。(Wi-Fiなど高広域でない場合)

「Audio Only」:チェックを入れることでオーディオのみ送ることができます。

「PsF」:インタレースのフレームレートを使用している場合に選択する項目です。

「Increase Buffer Size」:遅延を入れることで通信を安定させます。約0.2~0.4秒ほど遅延が発生します。

「FEIM」:接続しているNDIのトラブルシューティングをすることができる項目です。チェックを入れることで使用するCPU量は増えますが、トラブルが起きた際にどこで起こったかログで確認することが可能になります。コンピュータのDocuments/vMixStorage/logsで確認することができます。

Desktop capture

「Windows Capture method」:個々のwindowsをキャプチャするための項目になります。基本はdefaultで構いませんが、default以外に3種のwindows APIがあります。

GDI:windows store appやfirefox、chromeなどのブラウザを除く大半のシステムで使用が可能です。

Windows Graphic Capture:windows 10 1809以降に対応しており、大半のブラウザやアプリケーションをキャプチャーすることができます。

DWM:windows10以前からwindows7までのバージョンで使用が可能で、GDIと同じようなキャプチャをすることが可能となり、CPUやGPUの使用を抑えることができます。

また、入力後に入力ソースを右クリックすることで、desktop captureを切り替えることが可能です。

vMix コンテンツ入力の方法

基本的な操作を説明した動画もありますので、こちらをご確認ください。

また、質問やもっと詳しく知りたいなどありましたらご気軽にご連絡ください。

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